仮性包茎手術で行なわれる「Vカット」のメリット

投稿者: | 2020年7月29日

仮性包茎手術Vカットは性感帯を残すことができます

仮性包茎手術にはさまざまな方法がありますが、その一つがVカットと呼ばれるものです。この方法の最大のメリットは、性感帯として知られている小帯と呼ばれる裏すじを温存できることです。仮性包茎の手術を受けるにあたり、せっかく仮性包茎が治っても、性感が損なわれてしまい性行為が楽しめなくなるのではないかという心配を持つ人が見られます。

確かに仮性包茎が治ったとしても、性行為の際に性感がなくなってしまっては大いに困ることでしょう。感覚を変えずに仮性包茎を治すことは、治療の痕を美しく仕上げるのと同じぐらい重要なポイントと言えます。

Vカットの手術の特徴は、小帯と呼ばれる性感帯を残すために、裏側をV字にカットして縫合する特徴があります。この方法からVカットと呼ばれる名前が付いています。またほかの方法の場合には、手術の痕が目立ったり色が変わってしまうことがありますが、このようなことがない点も大きなメリットと言えるでしょう。

仮性包茎のVカットの手術を受けるにあたっての注意点

仮性包茎の手術Vカットのメリットは、性感帯である小帯を残せることですが、実はこの方法にも気をつけなければならないことがあります。手術の際に裏すじの部分をV字にカットして縫合する場合に、あまりにも小帯部分を残してしまった場合には、縫合部分が盛り上がって治療痕が目立ってしまったり、裏すじ側の皮膚が多く残ってむくみ、まるで鶏の顎のようなふくらみになってしまう可能性もあります。

小帯を残しながらもきれいな治療痕にするためには、包皮をしっかりと取り除くなどの精密なデザイン性が重要となります。これは医師の経験や技術によるものであり、これまでにVカットの手術をどれだけ行ってきたのかを知ることが重要と言えるでしょう。

クリニックを選ぶ際には、依頼するドクターが、これまでにどれくらいの症例があるのかを確認したうえで、手術を受けることが大切です。また不安な点は事前に医師に相談し、納得のできる答えをもらってから手術を受けるようにしましょう。

まとめ

このように仮性包茎の手術Vカットには、性感帯を残せるといった大きなメリットがあることがわかりました。とはいえ性感帯を残しながらも、きれいな傷跡にするためには、医師の技術が重要であることもわかります。クリニックを選ぶ際に、できるだけ費用を安く抑えたいという思いから、費用の安さで選ぶ人も多いかもしれません。

しかし不安な点はカウンセリングの時に確認し、これまでの症例数などの実績をしっかりと確認してから、手術に臨むようにしましょう。